独学の困難さ

2007年5月26日
僕は昔から、自分の勉強は 
原則として独学でこなしてきました。 
 
…って、なんでこんなことを
今更書いているのかっていうと、 
秋にある大学院受験の勉強も独学でやってて、 
しかも僕にとっては、大学院受験の勉強って、
つい最近まで、やったことのないことであり、
未知の内容に対しての 
独学の困難さを久々に味わったからですね。 
 
はっきりいって、独学のみっていうのは想像以上に大変です。 
  
具体的にその理由を挙げてみましょう。 
 
?:不明点、疑問点などが出てきても、解決することが非常に困難であり、いつそれらが解消されるのか見当もつかない。よって不明点ばかりが現れ、不安に陥りやすい。 
 
?:主体的、能動的にしかこなすことができず、勉強に取り掛かれる環境の設定されている予備校などよりも、勉強の取り掛かりという点でも、困難さがある。 
 
?:間違った勉強をしていても、なかなか 
それに気が付かない。 
下手をすると、収拾がつかなくなり軌道修正が難しくなる。 
 
?:?や?をかねると思いますが、
勉強そのものに非常に負担度がかかり、相当に疲労する。 
 
確かに、お金で環境を買うっていうのも、 
至極もっともで、うなづけます。 
 
しかし、独学には、デメリットと比較しても 
割りに合うものではありませんが、
メリットもないわけではないです。
しかしこれは、僕の体験というか感覚においてのことですので、一般的なものではないかもしれません。 
 
一応、メリットもあげてみましょう。  
主観的な判断で申し訳ないですが… 
 
?:勉強の内容の正確な理解にいたるまで、
相当に苦労するので一度覚えると、なかなか忘れない。
苦労した分、強烈に記憶に残る。 
 
?:人に教えるときに、「わかるように」教えてあげられる。 

っていうのは、独学だと覚えるまで苦労するのか
「自分はなんて頭が悪いんだろう?」
「どうして覚えられないんだろう」
みたいな不安にとりわけ陥りやすいのです。
そういう意味で、なかなか理解に至らない人の
精神構造や思考回路がリアルに共感できるからです。 
 
?:受動的な学習よりも、間違いなくアタマを使うため 
その結果として、ある種の分析力も備わってくると思います。 
おそらく、アタマの中でとにかく理解のとっかかりをつかもうと試行錯誤を繰り返すからでしょう。 
 
?:「独学である」ことは、「その他の様々なこと、例えば事務作業や情報収集など」も独力でやらなけれないけないことと、結びつつきやすいと思われます。
勉強以外にも、独力でこなすのは困難であることは多いと思います。しかし、「自力でなんとかするしかない」という喝というか、覚悟は、「試行錯誤する力」「物事に動じない力」「生き抜く力」を養ってくれると思います。 
 
…はい。 

多分、僕なんかが言ってもなんも説得力ないですね。 
実際の僕は、相当ちゃらんぽらんな人間なもので…  

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